ナンバープレートの封印

出張封印

道路を運行可能な自動車には、必ずナンバープレート(正式には「自動車登録番号標」、軽自動車の場合は「車両番号標」と言います)が取り付けられています。そして、後部ナンバープレートの左上部には、必ず「封印」があります。

この封印、普段は全く気に留めることのない存在ですが、車両法において、「何人も封印を取り外してはならない」と厳しく規定されています。そして、この法律に違反した場合、「50万円以下の罰金」が科せられることになります。

この封印は、自動車が検査に合格し、登録手続きが完了し、自動車諸税が納入され、晴れて天下の公道を走行できるようになったことを証する最後の手続きとして、取り付けられる重要なものと言えます。

封印は、一般的には関東では陸運局内の関東陸運振興センター(ナンバーセンター)で行われます。

自動車購入時又は名義変更でナンバーを交換するときなどに、実車を持ち込んで手続きを行い、ナンバープレートの交付を受け、さらに実車を提示して車台番号(自動車に刻印されている番号)の確認を行ってもらった後に封印受託者によって封印されます。

ナンバープレート交換後の封印は、頻繁に発生する作業ではありません。しかしながら、発生したときには、とても負担のかかる作業と言えます。

多くの方は、自動車購入時に販売店に登録手数料等を支払って代行してもらうことになります。しかし、個人売買や譲渡で所有権を移転した場合、相続した場合などには自分で行うこともあるでしょう。その場合は、自分で車両をナンバーセンターに持ち込むことになります。

ナンバーセンターは平日の8時30分から17時まで(品川の場合)の営業です。会社勤めの方は有給休暇等で対応することになります。また、ナンバーセンターが近所にない人は、さらに負担が増すことになります。

このような負担を軽減するため、封印委託を受けた封印代行実施者に依頼する制度があります。これを「出張封印」と言います。

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